猫にとって腎臓関連の病気は、直接命に関わる病です。腎臓病に一度かかってしまうと自然治癒することはなく、食事改善と病院通いを余儀なくされます。そんな愛猫のキャットフードにシンプリーキャットフードが最適であるという口コミが!ここでは、シンプリーキャットフードを腎臓病の猫へ与えているという人の口コミを検証してみました。

猫にとっての腎臓病とは?

猫にとって腎臓関連の病気は、命を落とす原因のうちの2割を占めるほど怖い病気です。

腎臓病は、特にシニア猫のような、カラダが弱ってきた猫がなりやすく、一度かかってしまうと自然治癒することはありません

そのため、食事の改善と病院通いからは逃れられなくなります。

もしも愛猫が腎臓病になってしまったら、腎臓ケアができるキャットフードに切り替えて食事を改善しなければなりません。

なっていないとしても、腎臓病を予防するため、腎臓病にかかる前から余計な添加物などが入っていないキャットフードを選択される飼い主も多いようです。

腎臓病の猫にはどんなキャットフードが良いの?

では、腎臓病の猫にはどんなキャットフードを選んであげるのがいいのでしょう。

基本は、獣医さんに従うのがもっともベストな方法です。

愛猫が腎臓病と診断された場合、まずは獣医さんの指示を仰ぎましょう。

腎臓病は、猫にとって直接命に関わりやすい病気です。

これを食べさせていれば安心ということはなく、一匹一匹に合ったケアが必要なのです。

リンという成分は、猫のカラダにとても重要な成分で、特に骨を作るために必要です。

しかし、腎臓病の猫にとってリンは、なるべく摂取することを抑えなければならない成分でもあります。

キャットフードは、リンが少なく、カルシウムとのバランスが取れているフードがいいでしょう。

リンの摂取をなるべく抑えるようにすると、腎臓機能の衰えを遅くすることができるという研究結果もあるようです。

また、塩分量も腎臓病にかかっている猫にとっては大事なポイントです。

ナトリウム量が低いかどうかもチェックしましょう。

さらに、タンパク質の種類や含有量も良く見てみましょう。

猫のカラダを作るのにはタンパク質はとても重要ですが、腎臓が弱っている猫にとって、多すぎるタンパク質を処理するのはとても負担となります。

腎臓病の猫のためには、植物性タンパク質が配合されているキャットフードは避け、動物性タンパク質を使っているキャットフードを選びましょう。

猫の下部尿路疾患をケアするのに適していると言われる「オメガ3脂肪酸」ですが、実は腎臓病にも効果が期待できます。

オメガ3脂肪酸を適量摂取することで、血圧を抑え、酸化防止効果を発揮するので、腎臓病の悪化を抑えてくれます。

これらの成分は、キャットフードに記載されている成分表欄の下の方に書かれていることが多いですので、こちらに注目しながらフードを選びましょう。

腎不全などの疾患にかかると、通常より多くの水分が必要になります。

そのため、キャットフードはドライのものだけでなく、水分を多く含むウェットフードを合わせて与えるのがいいと言われています。

猫はもともと水分をあまりとらない動物です。

腎臓病ケアのために、ウェットフードを少し混ぜてあげてください。

腎臓病の猫にシンプリーキャットフードは?

シンプリーキャットフードは、一般の店舗では市販されておらず、公式サイトからのネット通販でのみ販売されているキャットフードです。

このキャットフードが、腎臓病の猫に最適なフードであると、一部口コミで言われているそうなのですが、本当に最適なフードかどうか検証してみます。

シンプリーキャットフードは、猫が消化しにくい上、アレルギー源にもなりやすい小麦やトウモロコシ粉を使用しておらず、つなぎにビタミンEやミネラルを多く使用し、消化しやすい米を選んでいます。

食物繊維の補給のためにオート麦を使用していますが、これは穀物の中ではアレルギー源になりにくいものです。

完全穀物不使用とまではいきませんが、穀物アレルギーを考慮したフードであると言えます。

また、2種類のオリゴ糖により、腸内環境を整えて便の排泄を促す効果をもたらします。

クランベリーに含まれている「キナ酸」は、尿を酸性化にする働きをもち、若い猫に多いと言われるストルバイト結石に効果的です。

グルコサミンとコンドロイチンも入っており、関節の軟骨修復に役立ちます。

合成保存料や着色料、香料などの人工添加物は入っていません。

シンプリーキャットフードの主原料はサーモンです。

高タンパク質の割には脂肪分が低くなっています。

カロリーにおいても100g中357kcalと、全体的にヘルシーな栄養バランスでありながらも、充分量のタンパク質と適度な炭水化物により、少ない量でも満足感が得られます。

ただ、シンプリーキャットフードは、腎臓病向けに作られた療法食では決してありません

腎臓病の猫にとってなるべく摂取することを抑えなければならないリンの含有量を見てみると、シンプリーキャットフード100g当たり1.5g、腎不全用の療法食は100g当たり0.3~0.6gですので、3倍近いリンを多く含んでいることになります。

また、腎臓の弱っている猫には多すぎるタンパク質は負担になりますが、シンプリーキャットフードに含まれるタンパク質量は30%を超えており、これは腎臓の弱っている猫には高すぎる数値です。

健康な猫にとって、シンプリーキャットフードに含まれる成分値はとてもバランスが取れており、理想的なキャットフードです。

しかし、腎臓病を患っている猫には、低タンパク低リンのフードを選ぶべきでしょう。